これはニート?

ホーム > ニート問題 > これはニート?

ニートとはどのようなものなのか、なんとなく分かってきたかと思います。では、ニートと同一視されがちなを引き合いに出してみたいと思います。これらはニートなのか、それとも別なものなのでしょうか。誤解していた部分があるかもしれませんよ。

家事手伝いとの違い

厚生労働省は、家事手伝いの人はニートとしないとされていますが、内閣府では、家事手伝いもニートとするとして、調査人数の対象にしています。どちらが正しいのでしょうか。厚生労働省では、生活の中で、主に家事を行っている者はニートとはしないとされています。

本当に家事手伝い?

純粋に、主に家事を行っているのであればニートには含まれないでしょう。母親がいない、または家業に忙しい両親に代わって家事を行っている、家族経営の会社を手伝っている、家族の介護をしている、兄弟の面倒を見ている。これらは純粋に家事手伝いと言え、ニートに含むべきではないと考えられます。
花嫁修業として、苦手な家事を一生懸命やっている女性もいるでしょう。しかし、中には親が裕福なために働く必要がないので、家事手伝いとして社会に働きに出ない、『プータロー』でいるのがみっともないので、家事手伝いとしている。こういう人も現在ではとても多くなってきました。昔と今では、家事手伝いの意味合いが違ってきているように思えます。こういう人達は、家事手伝いと言っていても、ニートに分類されてもいいのではないでしょうか。

フリーターとの違い

フリーターもニートと同じものだと考えられがちです。決定的に違うのは、正社員ではなくても、アルバイトやパートタイマーで生計をたてているというところです。
厚生労働省でも、フリーターの定義を、
『現在就業している者については、勤め先における呼称が「アルバイト・パート」である雇用者』
『現在無業の者については、家事も通学もしておらず「アルバイト・パート」の仕事を希望する者』
としています。後者は無職の人と区別されます。無職とは無職業のことで、フリーターは職業ではないからです。

ニートと一緒にされるわけ

ニートとフリーターが一緒にされるのには訳があります。実際にアルバイト・パートタイマーとして働き、収入がある人をフリーターと呼びますが、何もしていないにも関わらず、アルバイト・パートタイマーをする意志がある人もフリーターと呼びます。しかし、これはニートの定義と重複する部分もあるのです。こうしたことから、ニートとフリーターは同じものだと考える人がいるのでしょう。私的な見解になりますが、実際に仕事を頑張っているフリーターはニートとは別であるべきですし、アルバイト・パートタイマーをする意志のある人でも、意志だけで仕事を探そうとしていない人はニートと呼んでもいいのではないでしょうか。

ひきこもりとの違い

ニートと同じものだと一番思われているのが、このひきこもりではないでしょうか。引きこもりは、ある一定の空間の中から、社会に出ることがないということを言います。学校や仕事に行かず、ほとんどを自分の部屋で過ごし、食事のときだけ家族を避けるように自室から出てくる人も少なくありません。文化依存症候群社会不安障害という精神疾患であるとも言われています。表現が悪くなるかもしれませんが、分かりやすく言うと、ニートは『働ける体であるのに働かない・働けない』というもので、一方ひきこもりは『仕事をしたいのにできない、学校に行きたいのに行けない。自分でもなんとかしなくちゃと思っているのに、何をどうしていいのか分からない』と言う違いがあります。ニートは条件が合えば働くことができます。それに比べ、ひきこもりは頭では分かっていても、自分の部屋から出ることができないのです。ニートよりも深刻な問題なのかもしれません。

Yahoo!ブックマーク Google Bookmarks はてなブックマーク niftyクリップ livedoorクリップ del.icio.us

 


このページの先頭に戻る